これからAPEXをPCで始めたいけど、どのゲーミングPCを選んだら良いか分からない人に向けておすすめのスペックを考えてみました。
デスクトップ派なのでノートPCは推奨していません。
APEX公式の推奨スペック
| CPU | Intel Core i5-3570Tおよび同等品 |
| グラフィックボード |
|
| グラボメモリ | 8GB |
| メモリ | 8GB |
APEXの推奨は割と高め。今で言うところのGTX1650ぐらいのグラボが最低限必要になってきます。
ですが、GTX16シリーズやRTXシリーズの「Turing世代」と呼ばれるグラボはAPEXと相性が良いので、最近のグラボであれば非常に満足度の高い動作を得ることができます。
APEXにおすすめのゲーミングPC
どのフレームレートを狙うかによって選ぶべきゲーミングPCのスペックは変わってきます。
- 60fps
- 144fps
- 240fps
普通に遊ぶなら60fpsでOK。
ゲーミングモニター(144Hz・240Hz)を使う場合は周波数(Hz)に応じたフレームレートを出せるスペックを用意しないと意味が薄くなります。
逆に60Hzモニターで144fps出しても60fpsと同等の見え方で意味が無いのでモニターにも予算が必要なことを忘れないようにしましょう。
240fpsを出せるゲーミングPC
PC版の特権でもある"240fps"出せるなら出したいところ。
ただし、最高レベルのパフォーマンスを得られるフレームレート帯なので、相応に要求されるPCスペックも高くなります。また、240Hzモニターやデバイス等の費用も含めると必要なトータル予算は20万円を越えてきます。
| CPU |
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| グラボ | RTX2070super以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| 電源 | 700W以上 |
| 値段目安(税込み) | 17万円～ |
グラボは価格ほどほど＆高性能を実現できるRTX2070superを選択。(参考：RTX2070superでAPEXのフレームレート検証)
RTX2060superでも240fpsを出せることは出せますが、フレームレートが下がるシーンでの下限が240fpsから大きく離れてしまうので、ちょっと微妙なラインです。
CPUはRTX2070superに見合うi7-9700KやRyzen 7 3700X辺りは欲しいところ。
この構成なら低めの設定でしっかり240fpsを出せますし、配信も問題なしです。
- ガレリアXF
144fpsを出せるゲーミングPC
240fpsと144fpsの差が体感し辛いことから実用性とコスパの高い144fps。
ある程度真剣にPCでAPEXおよび他のFPSなどに取り組むなら確保したいラインがココですね。
| CPU |
|
| グラボ | GTX1660super以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| 電源 | 500W以上 |
| 値段目安(税込み) | 10万円～ |
ミドルレンジ帯で最強のGTX1660Tiに性能が僅差のGTX1660superを選択。(参考：GTX1660TiでAPEXのフレームレート検証)
低設定で余裕を持って144fps出しきるパワーがあるので、コスパ重視ならかなりおすすめです。
CPUもミドルレンジ帯でコスパが高く人気があるi5-9400FやRyzen 5 3500辺りを選択。特にi5-9400Fがゲームで優秀です。
BTOパソコンの価格帯的に購入者が多いラインナップのスペックなので、最初の一台に最適なスペックでもあります。
- ガレリアRT5
60fpsを出せるゲーミングPC
最低限確保しないと厳しい"60fps"
60fpsを下回るとチラつきやガクガク感が出てAIMどころの話じゃなくなってくるので、必要最低ラインはココ。
| CPU |
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| グラボ | GTX1650super以上 |
| メモリ | 8GB以上 |
| 電源 | 400W以上 |
| 価格目安(税込み) | 8万円～ |
グラボは低設定なら意外と144fps出せちゃうGTX1650superを選択。ただ、ちょっと安定性に欠ける面があるので60fpsで余裕を持たせた運用がおすすめ。ちなみに高設定でも60fpsは維持できます。
さらに価格を下げるならGTX1650無印やGTX1050Tiがありますが、APEXではGTX1650superから一気にフレームレートが出やすくなるのでAPEXメインなら1650superにする方が良いです。
CPUはローエンド帯で人気があるi3-9100FやRyzen 5 2600辺りが候補ですね。でも、できればi5-9400Fを選んでおく方が今後スペックアップしたくなった時に選択肢が増えます。
- ガレリアDC
フレームレートが出にくいGTX1650を使った動画。superにするとガツっと上がります。
GTX1650super搭載のおすすめゲーミングPCをチェック
個人的なイチオシ
僕がイチオシしたいのはやっぱり240fpsを狙えるスペックになります。i7-9700K+RTX2070superのような組み合わせですね。
240Hzゲーミングモニターの購入も含めて予算があるなら、是非RTX2070superが搭載されたPCを使ってみてください！
安いゲーミングPCを選んで、APEXに飽きて新作ゲームをやろうとしたらカクカクなんてことは普通に起こりうる事。そうなるとパーツの交換やPCの買い替えとなって費用が積んできます。
安物買いの銭失い という言葉があるように、予算が許すならハイスペックPCの方が長い目で見て有利です。
- ガレリアXF
APEXにおすすめのグラフィックボード
1番はRTX2070superです。
これで終わっても良かったんですが、さすがにハイエンド帯1本だけの紹介じゃ不親切なので他におすすめできるグラボを挙げておきます。
まずAPEXにおいて、グラボは「Turing世代」であることが絶対条件と言っても良いかなと思っていて、今さら旧世代のグラボを中古で買うのも勿体ないですから
- GTX16〇〇
- RTX〇〇
この2系統が選択候補になってきます。
こうすると選択肢は狭まってくるので、後は出せる金額で選ぶと良いのではないでしょうか。
| RTX2080Ti | 13万円～ |
| RTX2080super | 7.8万円～ |
| RTX2070super | 5.6万円～ |
| RTX2060super | 4.3万円～ |
| GTX1660Ti | 2.9万円～ |
| GTX1660super | 2.5万円～ |
| GTX1660 | 2.3万円～ |
| GTX1650super | 2万円～ |
| GTX1650 | 1.4万円～ |
※価格は目安です。
このTuring世代グラボの中でAPEXにおすすめできるグラボを赤背景にしました。（だいたい価格帯別に）
個人的にミドルクラスではGTX1660Tiを割と推してたんですが、性能差が僅かしかないGTX1660superの価格が落ちてきたことによってsuperの方が良いかなと思うようになってます。
ローエンド帯で選ぶならGTX1650superが良いです。GTX1650無印にするならメモリ帯域幅が改善されたGDDR6版であればOKですが、大してsuperと値段が変わらないので結局superが良いってなりますね。
APEXにおすすめのCPU
個人的なおすすめはRyzen 7 3700Xです。
Intel Core i7-9700やi9-9900KFなどとの価格差がさらに開いてきてコスパが更に上がってるRyzen 7 3700Xが最も良いかなと考えています。他のゲームでも問題なく運用できます。
ただ、APEXに限って言えばIntel core i5-9400F辺りのCPUでもボトルネックによるフレームレートの減少は少ないので、コスト重視ならi5-9400FやRyzen 5 3500がおすすめです。(Ryzen 5 2700XでもAPEXなら十分ですが他のゲームがかなりしんどくなります。)
GTX1660super以上のグラボを使うならRyzen 7 3700Xやi7-9700以上を選んでおくことをおすすめします。
Intel CPUの"F"が付いてるモデルは内蔵グラフィック機能を省いているモデルなので、コストカットに役立ちます。(グラボを付けるなら内蔵グラフィックは不要のため)
