msiから販売されている「IMMERSE GH10」ゲーミングヘッドセットを購入したのでFPSや音楽での使用感などをレビューします。
購入を考えている方は参考にしてみてください。
IMMERSE GH10の基本情報
msi公式サイトに記載されているGH10の基本スペックを載せておきます。
数値とか細かくわからないんで参考程度に。
製品型番 IMMERSE GH10 GAMING HEADSET 重量 25.4g スピーカー周波数特性 20Hz - 20kHz スピーカー感度 95±3dB ドライバユニット 13.5mm スピーカーインピーダンス 16Ω ±15% @1K Hz 指向特性 無指向性,直径4㎜ マイク周波数特性 100Hz to 10kHz マイク感度 -42dB ±4dB マイクインピーダンス 2.2KΩ MIC IMPEDANCE 16 Ohm ±15% INPUT POWER Rated 3mW; Max 5mW SINGLE-TO-NOISE-RATIO 58dB タイプ ダイナミックコイル チャンネル 2,ステレオ 引用元:msi 公式
元の端子は4極ミニプラグですが、3極変換器が付属しているのでPCでも買ってすぐにマイクが使えます。
IMMERSE GH10のレビュー
GH10を実際に詳しく見ていきましょう。
GH10の内容物
- イヤホン本体
- マイク
- イヤーチップ(小・大)
- 3極変換ケーブル
- ポーチ
- クイックガイド(日本語なし)
シンプルに必要な物だけが入っていますね。ロゴステッカーとかちょっと欲しいけどmsi製品はないのかな?
1つ気になったことは「最初からイヤホンにホコリがガンガン付いてた」こと。
まぁ販売店の保管方法とかでも変わってくるでしょうし、一概に悪いとは言わないですが 新品開けて最初から本体にホコリが大量付着してるのは正直キモかったです。
あとクイックガイドに日本語は載ってないので全く無意味です。
箱の側面には日本語で「発がん性および生殖毒性物質を含む」と妙に怖い記載だけがあります。
多分燃やすなよ!的な警告なのかと思います。
一応MSI GAMINGと書かれたタグ付きポーチが付属していて持ち運びにも使えますが、特に触れるようなことはありません。
イヤーチップは大・中・小の3種類。最初は中がついています。かなり柔らかめなので、耳の中が痛くなることはありません。
取り外し可能なブームマイク。長さは10㎝程で、曲げたりネジったりはできなくなっています。
PCでマイクとイヤホンを同時に使うための変換ケーブル。特に触れることはありません。
内容物としては以上です。
マイクの取り外しができることと、変換ケーブルが付属しているのは良い点だと思いました。
GH10の外観
GH10のドライバユニット部分にはドラゴンの刻印がありますが、ぶっちゃけダサいです…w
一応LとRの印字があり左右分かるようになっていますが、ケーブルの色でも分かるしそもそも左右逆にすると耳に入らないので余計な印字な気がします。
全体の色は赤と黒だけで構成されていて、赤は結構派手な色味をしています。
ケーブルの分岐点からL側だけ赤色のケーブルに変わっていて結構目立つ。
ケーブル自体はクセが付きにくく柔らかいので扱いやすくて◎
サイズはRazer Hammer Head duoと比べると圧倒的に大きいことが分かります。
かなり大きいので外で使うには目立つし微妙かなと思います。
家で使う用だと考えた方が良さそうですね。
サイズが大きくてそのまま耳に付けると下にダレてしまうから補助のイヤーフックが付いています。
耳の内側にフィットしてしっかり固定されるので、これはスゴイと思いました。
しっかりしていながらも柔らかくなっていて、付けた段階ではツッパって痛いとか特に無かったです。
イヤーフックを取り付ける場所は決まっていて、角度を変えたりすることはできません。
画像で言うと、上部のチョボにイヤーフック側のくぼみがハマるようになっています。
L側のドライバーユニット下部にはマイクを指す端子があります。
これも動かせないのでマイクの角度や位置は固定です。
マイクは無指向性で音を拾いやすいタイプですが、集音部が内側についているため取付け方向もほぼ固定。
L側ケーブルの途中にインラインコントロールが付いています。
音楽の「進む・戻る・再生/停止」に使用できるみたいですが、僕はゲームでしか使わないのでよく分かっていません。
ゲームでインラインコントロールを使うことは一切ないです。
プラグは金メッキの4極ミニプラグ。
中途半端に赤い部分がなんとも微妙。黒のままで良かったと思いますw
外観まとめ
外観に関して正直に言うと めちゃダサい です。
まぁ人それぞれ好みがあるので別れるとは思いますが、僕は外で使うとか絶対したくないレベルですw
質感とかは悪くないのに必要以上に赤を主張しているのが本当にカッコ悪いと思います。ドラゴンのロゴを赤色で小さくして他は黒統一とかならカッコ良かったとは思うんですけどね。
あとはデカすぎるのもダサく感じる原因の一つでしょう。PS4コントローラーのスティックよりデカいです。
家でしか使わないなら見た目なんて何でも良いですけど、外で音楽を聴く時に使いたいとか顔出し配信で使うみたいな「人に見られる状況」で使うのは微妙だと思います^^;
FPSでの使用感
バトロワFPS「APEX Legends」にてGH10を合計10時間ほど使用してみました。
サウンドカードは「CREATIVE Sound Blaster H-Fi Titanium HD」を使用しています。
まず結論から言うと「あれ?」ってなることがチラホラありました。音質自体は良好で違和感とか無いんですが、他のイヤホンでは聞こえていたような漁夫が近づいてくる足音などを聞き漏らすことがあったんですよね。
単に僕が聞き取れてないだけかもしれないですが、なんか上手く音を聞き取れてないことが多かったです。
けど音はキレイで悪くない感じもするんで「あれ?」って感じです。(音バグだったのかも)
イコライザをいじったりすることで改善できるかもしれないですが、デフォルトではちょっと微妙な感じでした。
あと、連続使用で1時間半ぐらいを越えてくると耳が痛くなります。
Youtubeで配信を2~3時間ぐらいするのですが、途中から耳の穴の上側とイヤーフックが支えている場所が痛くなってきて結構ツライです。
オンボードでも普通に使える
GH10をサウンドカードに挿さず、PC本体(オンボード)に挿して使ってみましたが意外と良かったです。
というか、僕の環境ではサウンドカードに挿したときと比べてめちゃくちゃ言うほど大きな違いはありませんでした。ちょっと音の広がり感が減って籠って聞こえるぐらいです。
さすがにサウンドカード有りには勝てないけど、オンボードで使うと全然ダメなイヤホンとかもあるので、これは非常に良い点だと思います。
音楽での使用感
個人的に音質で一番信頼できるAmazon music Unlimitedで「Elektronomia - Limitless」を聞いてみました。EDMだと高音も低音もガンガン出てるので聞き比べに良いかな。と思っています。
低音も高音もしっかりと出てかなり聞きやすいです。
ただ、若干高音のシャカシャカ感が強いのでイコライザで調整すると満足度が上がるかも。
J-POPではボーカルが結構強調されて聞こえるので僕は割と好みの音質です。
低音高音共に広がりが無くショボめな音で割と残念な感じ。
迫力とかが出にくくて没入感がありません。
ゲームではオンボードでも結構良い感じだったんですが、音楽ではオンボード使用はイマイチですね。
サウンドカードの有無で音質が変わるのは当然ですが、GH10で音楽を聴くならサウンドカードはあった方が良いかと思います。
評価:値段の割には優秀
IMMERES GH10
〇オンボードでもゲームで充分使える
〇安い
〇変換器を買わなくてもマイクを使える
△外観が微妙
△オンボードで音楽は微妙
×長時間使用に向かない
GH10で注目すべきは”価格”だと思います。
大体3000円~5000円の間で購入できるので、その価格にしてはかなり良いパフォーマンスを発揮してくれます。
さらに結構使えるマイクと変換器も付いての値段なのでコスパは抜群に良いですね。
初めてのゲーミングイヤホン(ヘッドセット)を買う方にはおすすめできます。でも、上質を求める方には物足りないでしょう。
外観はちょっと微妙だから家での使用が主になると思いますが、安い割には結構良いのでヘッドセットを格安で探してる方は買ってみるのもアリだと思いますよ。